胸膜肺炎

Pleuropneumonia
呼吸器 CRITICAL 緊急

概要

肺実質と胸膜の細菌感染。長距離輸送後に多い。胸水貯留・敗血症に進行。

リスク因子・好発条件

長距離輸送後(輸送熱)、競走馬、ストレス、上気道感染の二次感染

臨床徴候

高熱、呼吸困難、鼻汁、胸部疼痛(肘を外転)、食欲廃絶、体重減少。胸腔超音波で胸水貯留確認

苦しそうに呼吸している 発熱している(38.5°C以上) 咳が出る 聴診で肺の音に異常がある 呼吸が速い(安静時16回/分以上) 食欲がない 下腹部がむくんでいる 血液検査: 炎症マーカーが高い

推奨検査(優先順)

1 胸部超音波検査 Thoracic Ultrasound
2 血液検査 Blood Work
3 胸水穿刺・培養 Thoracocentesis + Culture

一般的な管理方針

抗菌薬の長期投与、胸腔ドレナージ(胸水排液)、支持療法。培養・感受性試験に基づく抗菌薬選択が重要

予後

早期治療で良好。慢性化や胸膜癒着を起こすと予後注意。元の競走能力への復帰は半数程度

予防策

輸送時の頭の位置確保(頭を下げられるように)、輸送時間の制限、事前のワクチン接種

※ 本ページは参考情報であり、獣医師法に基づく診断行為には該当しません。必ず獣医師にご相談ください。