下垂体中葉機能障害 (PPID)
Pituitary Pars Intermedia Dysfunction
概要
旧称クッシング病。高齢馬に多い。多毛、蹄葉炎、免疫低下。
リスク因子・好発条件
15歳以上の高齢馬。品種を問わず発症。ポニーにやや多い
臨床徴候
長毛(多毛症・換毛不全)、蹄葉炎、多飲多尿、筋萎縮、脂肪再分布(頸稜部の脂肪沈着)、免疫抑制による感染症の反復
毛づやが悪い・毛がゴワゴワ
元気がない・ぐったりしている
蹄葉炎のサイン(前に重心をかけたがらない)
毛が抜けている
毛が長い・毛が生え変わらない
推奨検査(優先順)
1
ACTH検査
ACTH Test
2
TRH刺激試験
TRH Stimulation Test
3
血液検査(CBC・生化学)
Blood Work (CBC / Chemistry)
一般的な管理方針
ACTH測定による確定診断。ペルゴリド投与による長期管理。蹄葉炎予防のための食事管理・矯正装蹄。定期的なACTHモニタリング
予後
適切な管理で良好なQOLを維持可能。進行性疾患であり治癒はしないが、管理可能な慢性疾患
予防策
早期発見のための定期的な血液検査(ACTH)。15歳以上は年1回のスクリーニング推奨
※ 本ページは参考情報であり、獣医師法に基づく診断行為には該当しません。必ず獣医師にご相談ください。