骨折
Fracture
概要
骨の完全または不完全断裂。競走中の疲労骨折に注意。
リスク因子・好発条件
競走中の高速運動、疲労骨折の蓄積、栄養不良、骨密度低下、不整地での運動
臨床徴候
急性の重度跛行、患肢の挙上不能、腫脹、異常可動性、捻髪音。開放骨折では出血・骨露出
前脚をかばって歩く(前肢跛行)
後脚をかばって歩く(後肢跛行)
関節が腫れている
立ち上がれない・横になったまま
推奨検査(優先順)
1
X線検査
Radiography
2
核医学検査(シンチグラフィ)
Nuclear Scintigraphy
3
CT検査
CT Scan
一般的な管理方針
患肢の固定・安静。長管骨骨折は予後判断が重要。中手骨・中足骨は手術適応あり。大腿骨・脛骨骨折は治療困難なことが多い
予後
骨折部位・種類により大きく異なる。若齢馬の不完全骨折は良好。長管骨粉砕骨折は予後不良
予防策
適切なトレーニング負荷管理、定期的なスクリーニングX線検査、十分な栄養・カルシウム補給
※ 本ページは参考情報であり、獣医師法に基づく診断行為には該当しません。必ず獣医師にご相談ください。