大結腸捻転
Large Colon Volvulus
概要
大結腸の360度以上回転。激烈な疝痛。緊急手術。
リスク因子・好発条件
繁殖牝馬に多い。産後期、大型馬、大結腸のガス貯留
臨床徴候
急性の激しい疝痛、急速に悪化、頻脈(>60bpm)、粘膜色の変化、CRT延長、腹部膨満
お腹を気にする(蹴る・見る・寝転がる)
心拍が速い(安静時44回/分以上)
脱水のサイン(皮膚をつまんで戻りが遅い)
お腹の音が少ない・聞こえない
上唇を巻き上げる動作が多い
歯ぐきの色の戻りが遅い(2秒以上)
推奨検査(優先順)
1
直腸検査
Rectal Examination
2
腹水検査
Peritoneal Fluid
一般的な管理方針
緊急外科手術が唯一の治療法。360度以上の捻転では腸管壊死のリスクが高い。術中の腸管色・蠕動で予後判断
予後
早期手術例では生存率60-80%。腸管壊死を伴う場合は予後不良。再発リスクあり
予防策
産後の管理強化、適切な飼養管理、異常の早期発見
※ 本ページは参考情報であり、獣医師法に基づく診断行為には該当しません。必ず獣医師にご相談ください。