胃潰瘍

Gastric Ulcers (EGUS)
消化器 MODERATE 定期

概要

胃粘膜の潰瘍形成。競走馬の60-90%に罹患とされる。

リスク因子・好発条件

ストレス(輸送・競走・厩舎閉じ込め)、絶食時間の延長、NSAIDs使用、高穀類飼料

臨床徴候

食欲低下、体重減少、毛艶の悪化、軽度の反復性疝痛、歯ぎしり、フレーメン反応。子馬では下痢

お腹を気にする(蹴る・見る・寝転がる) 食欲がない 体重が減っている 毛づやが悪い・毛がゴワゴワ 食べているのに痩せる 胃内視鏡: 胃潰瘍がある 胃液が逆流する 上唇を巻き上げる動作が多い

推奨検査(優先順)

1 胃内視鏡検査 Gastroscopy
2 血液検査 Blood Work

一般的な管理方針

胃内視鏡検査で確定診断。酸分泌抑制薬による治療。飼養管理の見直し(牧草中心の給餌、ストレス軽減、給餌回数の増加)

予後

扁平上皮部潰瘍は薬物療法に良く反応。腺部潰瘍はやや難治性。環境改善なしでは再発率が高い

予防策

十分な粗飼料給与、ストレス管理、分割給餌、長時間の絶食回避

※ 本ページは参考情報であり、獣医師法に基づく診断行為には該当しません。必ず獣医師にご相談ください。